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婚外恋愛の二人の日記です。
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お買い物へ
散々エッチをした後、身支度を整えて二人でお買い物に出かけました

私は彼と買い物をするのが大好きです。
何も買わなくても、ただ手をつないで
「あーでもないこーでもない」と他愛ない話をしながら一緒の時間を過ごせるから。
世の男性は皆、女性の買い物に付き合うのは苦手だと思っていました。
彼は違いました。
おまけに私も、女友達と行くよりも気を遣わずに、楽しく買い物ができます。

それを邪魔するのは街中で偶然会ってしまう、お互いの知り合い。
前回は彼の地元近くでしたので、私の方は確率が低かったのですが…。

向こうから彼の顔を見ながら歩いてくる男性が一人。
予感は的中。
すれ違いざまに彼の名前を呼び、
「◯◯ちゃん!」と彼もその男性の名を呼びました。

どちらともなくスッと離れる手。
寂しさがこみあげ、私たちの関係を再認識してしまう辛い時間でもありました。

二言、三言交わされる会話の間、その男性が私にチラリとも視線を移すことはありませんでした。

少しホッとして「もう手をつなぐのはやめようか」と考えていたけれど、
彼の方からつないでくれました嬉しかったな

「大丈夫?」と聞くと、
「大丈夫、大丈夫、知ってるから。本人(私よりずっと前から彼が付き合っている彼女)だったら笑ってられないけどな。」と彼。
「え?知ってるってどこまで?!」とドギマギしていた私でしたが、更に続いた言葉に打ちのめされ、平静を装うのに精一杯でした。


気を取り直して買い物へ。
全国、世界から輸入された食料品のお店でその夜飲むシャンパンなどを購入

化粧水を買いに専門ショップへ。化粧品の匂いは彼にはキツいだろうと思い、休憩スペースのベンチで待っていてもらうことにしました。

用を済ませ、彼のところへ小走りで戻ります。
彼はいつも、まるで
「まだSAYAが来たことには気づいてないよ。」とでも言うように、全く違う方向を見ながら立ち上がり、私が近づいてくるのを待っています。
SAYA、背の高い、その横顔を見ながらあなたの元へ行くのが好きなんだ

「どうしてこっち見てないの?」と私が聞くと、
「職業柄かもね。」と言う。

ほんとはわかってるの。
私を見つけても、近づいてくるまで見つめあったままじゃ、照れくさくてどんな顔してたらいいかきっと自分で分からないからよ


恥ずかしかり屋なのはお互いさまよ
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